2014年2月6日木曜日

NYの地下鉄

ぼんじゅーる。
いかがお過ごしですか?

もう2月ですね。あー今年のバレンタインデーは誰かからココアパウダーだけでもいいからもらえるかなー、なんてワクワクしていた時は過ぎ去って、今は日本から送ってもらった羊羹を片手に、緑茶を飲もうかほうじ茶をすすろうか迷っている次第であります。もはや、シニアであります。


そんな中、アメリカ中の国民がビール片手に熱狂するスーパーボウルというアメフトの祭典が、全く面白味の無い大差で幕を閉じてから早数日が経ち、NYの2月は来るバレンタインデーを残して、激しい吹雪にやや押され気味です。仕事や学校がキャンセルになったり、街の至るところにブーツまで飲み込まれそうな水たまりができていたり。少し街としての機能が弱まっている気がしているのは僕だけでしょうか??



さてさて、街中の水たまりも例に漏れず、
NY=世界の最先端
世界中の誰もが少なからず持っているであろうこのイメージも、
ある意味では正解、またある意味では大間違いのこんこんちきであります。
日々暮らしていると、そう感じさせる小さな事が多々あります。






今回は、地上で繰り広げられている忙しい日々を支える地下鉄についての愚痴にも近い独り言、の様な文句にも似たささやかな意見です☆


意外と広いNY。地図を広げて点から点へ、移動するにはこの地下を走る電車は必要不可欠です。しかしアルファベットや数字で名付けられた彼ら、実はかなりのくせ者で。駅の不便さも手伝って、NYの街を移動する事はそれ自体がしばしばストレスの原因にもなります。

そこで、このsubwayという相性で呼ばれている乗り物や利用する人々のマナー、駅について気になるところを挙げてみようと思います。
決して長く住んでいるわけでは無いので、全てを知っている訳ではありませんが、今までで感じた事。これから住もうと考えている方、旅行に訪れようと考えている方の参考までに☆



どどーん


・時刻表が無い
・独特のsubway臭がする
・なんかじめっとしている
・降りる人が先というルールが通用しない
・どこに車両が止まるかわからないので、どこで待てばいいかわからない
・駅にトイレがない
・ホームが雨漏りしている
・ぬめっともしている
・途中で急行が各駅にかわる、逆もしかり
・駅員さんのアナウンスがどう聞いても聞き取れない
・ホームにネズミがたくさんいる
・駅員さんが別に電車好きそうではない
・やけに空いている車両があるなと思うと、ホームレスの人のホームになっている




とまぁ最後の方は少し脱線(ウマい)しましたが、主に感じるのはこんな事です。笑
トイレが無いのは犯罪防止の為みたいですが、特に、いつ来るかわからない電車を待ち続けるのはかなり精神的に辛いものがあります。
あと個人的には、日本の駅員さんの様な、乗り換え、切符の購入なら私たちにお任せください!感が無い事が大問題です。コストのかからない改革。是非そこから変えていってはくれないものでしょうか。

綺麗で時間に正確で、天気やニュースを気軽に液晶画面でチェック出来て、暖かい座席に座れる日本の電車は、間違いなく世界に誇れる最先端の技術と思いやりの心の結晶だと思います。
海外で暮らすと、当たり前だった日本での生活の有り難さに気づくとは良く言われる事ですが、まさにその通りです☆

結果、大江戸線がいくら深くたって、渋谷の乗り換えが複雑になったからといって、いつ来るかわからない電車を待ちながら、倍以上ある体格をしたアメリカンとドアの前の場所取り合戦を繰り広げるよりは余っ程よいのであります。

あーいつか、全駅に待ち時間表示システムが完備されて、駅員さんがMay I help you??と歩み寄って来てくれる日は来るんでしょうか??

                              おごま