2014年3月1日土曜日

LOVEについて

みなさん違和感、、感じてますか?!

セコムの長嶋監督風にちょっと言いたい気分です。
何かひっかかってしっくりこないと感じること、これが違和感だとするなら僕はこっちにきてからずっと小さな違和感を感じています。


それはloveという言葉の使われ方について。


アメリカの人が口癖の様に使う言葉の中の一つに、I love ほにゃらら  。があります。美味しい物を食べた時、お気に入りの服を見つけた時、自分が良いと思ったもの全てに使える便利な言葉。I love it! I love this!

でもこれがなかなか耳に素直に入ってこない言葉。
いやいや!愛してるわけではないでしょう!ちょっとそいつゃあ言い過ぎでしょうよー!と毎回思うわけです。
事は深刻で、今の職場で一日働いていると、本当に100回くらい耳にしている気がするからさー大変。シャンプーしても、ブローをしても何をしてもお客さんは何かにつけてI love it!と。
ちなみに英語versionのFacebookのいいね、はlikeですが、いっそloveに変えてもなんら差し支えないと思います。それ程軽く、この国では多用されている気がします。

よく、日本人は愛してると言わなすぎると言われているみたいですが、言い過ぎるのも考えもの。
日本語では、この言葉の中にとっておきの、最上級の、といったイメージがあると思います。でもか、だからか、愛してるなんて滅多にきかない気がします。頑固なおじさんとか口が裂けても言わなそう。吉田美和氏は言い過ぎです。笑

例えば日本で、サザエさんの最終回が
「サザエ、マスオに愛してるという。」
「波平もついにフネに愛してるという。」
「いささか先生、妻より将棋を愛しているらしい。」
の3本立てで放送されるとしたら、かなりの高視聴率になりそうですが、アメリカのアニメでこれが起こっ
ても、大した問題にはならならそうです。

ここアメリカで耳にするloveは、本来の意味からかけ離れて、大事な重みを失ってしまった別の言葉の様に感じます。彼らは心の底から愛情を伝えたいときはなんて言うんだろう。なんてぼんやり考えながら、この違和感は違和感のまま持っていたいと思います。

                              お








0 件のコメント:

コメントを投稿