2015年3月5日木曜日

アメリカで働いてみて。


こんにちは。

日本はあたたかくなってきたと親から聞きましたが、NYは相変わらずスキー場の様な天気が続いています。
毎日ドラゴンドラの上です。(苗場)

さてさて、初めて仕事のことを書きます。

今働いてるサロンはお値段がちょっとばびゅんとすっ飛んでます。カットは15000円から、なんとオーナーは3万円です。カットとハイライトとネイルで10万円払っている人もみかけます
お客さんの会話は、来週ドバイに行く話や、お抱えのパイロットの愚痴や、持ってる動物園の動物達の話などなど。笑


わっはっはーー


次元が違うぜー


子象くれーー


といった感じですね、はい。


本格中華バーミヤンにでも連れていってリアクション見たいです。余談です。はい。


しかし、高級なイメージに反してお店はとても和やかな雰囲気。スタッフの仲もよく、個人的にかなり恵まれた環境で働かせてもらっているなと思います

そんな中、最近、職場のチームが変わりました。1年半一緒に働いて、ブローやスタイリングを叩き込んでくれたAmy(40歳)のもとを離れ、Vidal Sassoonのディレクターも兼任するMichael(50歳?)と働かせてもらうことに。
仕上げを僕が担当し、お客さんの合間にカットの理論を一から図解で教わる日々です。

新しい技術を学べることにはわくわくしていますが、Amyとは家族ぐるみの仲だったので、少しさびしい気持ちもあります。
家に遊びに行って一緒にパーティをしたり、彼女の子供と一緒に雪山にXmas用のもみの木を切りに行ったりと、アメリカの文化を何も知らない僕にとてもよくしてくれました。
彼女と働く最終日、お店が変わるわけではないのに、Amyは泣いてくれました。
いつだってSoのアメリカのママは私だからね、と。

今の職場には様々な国籍の人が在籍しています。
アメリカ人、ブラジル人、エクアドル人、ドミニカ人、フランス人、チェコ人、スロバキア人、ロシア人、ペルー人、ウルグアイ人、日系ハワイ人、日本人などなど。

そんな彼らと働くこと。


もちろん。


常識が通用せず、あっけにとられることもあります。


言葉がうまく伝わらず、悔しい思いをすることもあります。


けれど、一つの目標に向かって苦楽をともにすることで、言語や文化の壁を越えて、かけがえのないものを共有することができます。



振り返ると、技術以外の何かとても大事な事を学ばさせてもらっている気がします。


2年近く住み、そこにいて働いてることが当たり前になってきてはいましたが、Amyが泣いてくれたあの日、アメリカに来て働いてよかったなと心から思ったのでした。






2 件のコメント:

  1. The end of the day,doesn't really matter where we are,but who we are with people beloved.

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  2. it's really true.
    your life is just showing me how important it is☆


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