2013年7月30日火曜日

バレエ鑑賞


めでたく26歳になりました!メッセージやFBでコメントをくださった方、ありがとうございました☆

時差がかなりあるので、二日分祝ってもらったような少しお得な誕生日でした☆












時は少し戻って、7月の真ん中くらいの時の話なんですが、

また人生で新しい事を一つ、経験しました。














初めてのクラシックバレエ鑑賞。   どーん


バレエというとヨーロッパというイメージがあったのですが、NYにもアメリカン・バレエ・シアターやニューヨーク・シティ・バレエ団といった世界最高峰のバレエ団があるようです。今回運良く観に行けたのは、前者のアメリカン・バレエ・シアターの方でした。



場所はメトロポリタンオペラ劇場。
このバレエ団が本拠地とする劇場です。
上の写真でもわかるように、中に入ってびっくりのまさに豪華絢爛なつくりです。
オーケストラも客席から近く、演技に合わせた、せまり来るような迫力と抑揚のある演奏をしていました。



演目は眠れる森の美女。


ちなみにこの日に世界三大バレエという言葉も初めて知り、 


白鳥の湖 くるみ割り人形 眠れる森の美女 がそれに数えられるみたいです!





どれか観た事ある人はいますか???








人間技とは思えない跳躍や、繊細で綺麗な曲線に、感じた事の無い美しさを感じました。
さらに驚いたのは日本人の女性がかなり重要な役で出演していたこと。
野球でもそうでしたが、世界最高峰で日本人が頑張っていると、尊敬するとともに少し励まされる気がします。






写真は一緒に観に行ったバレエダンサーの写真、劇場前の噴水で。


値段も学生料金で$15という破格で、逆に申し訳ないくらいでした。


世界三大バレエの残りの二つもNYにいるうちに観てみたいと思います。






ということで、めでたく、いまのところ、すこやかに




おごま、26年と2日生きてます。笑


















2013年7月22日月曜日

野球


今回は人生の初めての体験について。




いや、実はうまれてこのかた今まで野球観に行った事無いんですよ!



というと、現代の日本では、だいぶ不健康な少年時代を過ごして来たようなニュアンスが漂いますよね。
僕の父親あたりの世代の人にはそれでも男か、的にどつかれそうです。
サッカー少年だったという言い訳が通じなそう。



まさに僕はこれでして、今までサッカーは数回あってもプロ野球を観に行った事がなかったんですが、、、、、










ついに行ってきました。


イチローと黒田さんを一目見に!


初めての野球観戦 in  ヤンキースタジアムです。






このスタジアムはマンハッタンの少し上の方にあるんですが、意外とすぐ行けます。
デイゲームだったので、チケット買う前からバテそうな位暑かったです。
チケットは前日からインターネットで買うと安いみたいなんですが、僕は当日1時間くらい前に行って買いました。
売り切れる事はあまりないみたいので、当日急にふらっと行ってもどこかには必ず座れると思います。




試合はなんと、先発黒田さん。

イチローも2番でライトでスタメンでした。




ちなみにこの眺めで30ドルくらいでした。




試合は負けてしまいましたが、イチローが打席に立って、名前を呼ばれるたびに巻き起こる歓声や、黒田さんが三振でアウトにするたびにおこる大きな拍手にいちいち感動してしまいました。


スタンドにまわってくるビール売りのおばちゃんも声がでかくて元気でした。



攻守が変わるごとにバックスクリーンでクイズが始まったり、スペイン語レッスンが始まったり、みんな大盛り上がり。試合内容以外のところでも楽しめました。




行く前は日本人選手の活躍が観れたらな、と思っていましたが、終わってみれば試合うんぬん、アメリカとアメリカの国民性を肌で感じれる良い機会だったなと思います☆



またダルビッシュ氏がNYの方に試合で来たら観にいこうと思います。













というわけで、




甲子園みたことなーし




セもなーーし





パもなーーーし






もちオールスター戦もなーーーーし








でも大リーグあーーーーーり。




というわけわからん人間が出来上がりました。笑


















2013年7月20日土曜日

住む家を探すということ

もっぱら最近の朝ご飯は、ベーグルとクリームチーズにハチミツをどろろん。
とかけております☆糖分をとらないと朝から学校で英語が出てこないからです。

一応学生という身分でアメリカに滞在しているので、学校に行くのが仕事です。
どんな学校か、どんな学生がいるのか、などなど、
学生ビザを持っている人とは、切っても切り離せない関係のこの ”学校” というものについてはまたゆっくり書いていきます☆




時が過ぎるのは早いもので、ハーレムを出てQueensというNYの郊外に引っ越して来たのが1週間前くらいのこと。

このQueensという地区は、NYの中でも治安の良く、中心部のManhattanまで電車で20〜25分くらいで行けるということも手伝って、比較的人気の住みやすいところです。

しかし、気に入って住んでいるこの今の家も、すんなりと見つかったわけではありませんでした。



知らない土地で住む家を探すということ。
それは、多くの時間と体力と、少しの妥協と少しの運が必要なことかもしれません。





日本でも同じかも知れませんが、家を探すにあたり、家賃、立地、周囲の環境、家具の有無、その他の条件をまず慎重に考えます。
その後に、インターネットのサイトで希望の条件に合う物件を探します。
日本ではここで不動産屋さんや不動産業者のサイトに行きたくなるところですが、NYでは(イギリスでも同じ)空いている部屋の情報を大家さんや、すでにそこに住んでいる住人が個人的に載せている事が多いので、そこから自分にあった条件の物件を探します。


そして気になる物件があったら、書いてあるメールアドレスや電話番号に連絡をして部屋をみせてもらいます。そこで気に入ったらはじめて入居という運びになるわけです。




7月の1週目から部屋探し開始!と意気込んで、ハーレムのドミトリーでパソコンをかたかたといじりながら探していたんですが、、、、、、、、


これがなかなかみつからないんです!


安い家賃で良い場所だと思うと、地下で日が当たらなかったり、家具がついていなかったり。全ての条件が気に入っても、電話がつながらなかったり、メールが返ってこなかったり。はたまたもう入居者が決まっていたり。
もちろん全て英語でのやりとりなので余計に疲れます。


ドミトリーに滞在できる期間も限れていたので、焦りも疲れに変わります。



何日もパソコンとにらめっこをして、英文を読んでいると発狂しそうになります。

ドミトリーでまわりには人がいるので、発狂は寸前で抑えます。




そこで僕は少しだけ探す条件を変えてみました。


家賃 500〜600ドル >>>  500〜650ドル

場所 Manhattan  ,  Brooklyn >>>  Queensも有り





新しい検索条件で探してみると、出てくる家も大分違ってくるので新鮮なんです。



しかしその条件でまた探してみるものの、なかなか決めきれず。




でもここで僕の場合は少しの運が味方をしてくれました。
なんと、ドミトリーのスタッフの方が、ミャンマー人が大家さんで僕の条件に合う部屋が空いているという情報をくれたのです☆


ちなみにミャンマーという国は、以前訪れた国の中でもかなりの好印象な国です。


それも決め手となり、そこからはトントン拍子に話が進み、見学に行き、入居日を決め、荷物を運び込み、といった感じです。


部屋の写真はこんな感じです。
意外と広く、奥にも日当りの良いスペースがあります☆




最初の希望条件とは少し離れてしまいましたが、住めば都という言葉を胸に、ドミトリーのスタッフの方との縁もささやかに感じながら、これからしばらくこの部屋で生活していこうと思います。


僕が使ったサイトの一部を載せておきましたので、参考までにみてみてください。
日本語のサイトもあります☆

craigslist  Mixb NY


















2013年7月17日水曜日

魂の歌声

こんにちは☆

自炊を本格的にはじめてどうにか食べてます、生きてます。
今回はご飯はしっかりたべます!
ロンドンでは食費を削りすぎて、なかなか晴れない空の下、少しひもじい思いをした記憶が。

いや、お鍋でのご飯もなかなか簡単においしく炊けますね☆


いっぱい食べて上腕二頭筋をたくましくしていきたい。





さてさて、

今回もハーレムの事を。





ハーレムで体験できた一番心に残った事。
それは、街の中の教会でゴスペルの合唱を聴けたことです。


週に1〜2回ひらかれているミサに旅行者でも参加出来る、という
ドミトリーで仕入れた情報をもとに軽い気持ちで行ってきたんですが、、、


25年間、今まで何度かミュージシャンのライブに行った事はありますが、これほど心を動かされたライブは初めてだったと思います。



夕暮れから始まったそのミサは、歴史ある、ホールのような形をした教会で行われます。
入り口で軽い持ち物チェックをされ、中に案内されると、真ん中のステージには4つのパートに分かれた黒人の男女の歌い手が10数人。
聴衆側には地元の黒人の人々。それと僕を含めた旅行者達。



僕が入った時には既にゴスペルは始まっていました。
急いで空いている席に座ります。





ゴスペラーズを生で聴いた事ないのであれなんですが。。





その声量、手拍子の叩き方、独特なリズム感とノリ。何より表情が最高でした。
歌う事を心から楽しんでいて、聴いてるこちら側もぐいぐいと引き込まれました。


聴衆も感じるまま。 思わず立ち上がって踊る人、座ったまま涙を流してる人、ただ隣の人と抱き合っている人。 まさに感じるままです。



ステージを見ても、聴衆側に目をやっても、僕自身、人として何か感じるものがあり鳥肌が止まりませんでした。








30分程度のゴスペルのあとは、15分程の間、修道士がステージに立ち、聖書を読み説いてくれます。ゴスペルが聴けるといっても、あくまで地元の人のミサなのでこれは我慢です。笑



ぱたん、と聖書を閉じ、修道士がステージから降りたら、会の終わりの合図。


席の、横や前後の人々と God bless you!! と言って抱き合い、出口に向かい、それぞれがすっかり日の暮れたハーレムの街を家に向かい歩いて行きます。






一度これを体験すると、Soul, Funk Hip-Hop など現在の多くの音楽を黒人たちがうみ出して来た事実にも深くうなずけます。


それと同時に、普段街では決してわからない彼らのルーツが少し垣間見れる気がします。



あまりガイドブックには大きく取り上げられてないようですが、かなりおすすめです!
写真はいっさい撮れないので、中の様子が伝えられなくて残念なんですが。。



なにより、次の日から街で出会う不機嫌そうなマダムを見ても、なにか優しそうに見えるから不思議ふしぎ。。



駅前の大きな交差点で  怖いので後ろからこそっと。。


とにかく僕は元気です☆









2013年7月13日土曜日

Harlemの印象


あーー!暑い、日本も暑いみたいですけど、NYも暑いです!
なにより日が長い!
九時くらいにようやく暗くなるので、夜ご飯食べるタイミングがいまいちつかめませんー。





さてさて、一週間住んだハーレムついて!

ハーレムというのは黒人やヒスパニックが主に住むエリアのことです。

一昔前のハーレムは、本当に危険な場所だったみたいで、旅行者はもちろん現地の人もあまり行かないようなところだったらしいんですが、90年代頃から街もキレイになってきて、今は夜に出歩かなければさほど危険はありません。



街の印象は、


ゴミが散らかってる
犬の糞だれも始末していない
駅前がなんかマリファナ的な香りがする
10人中9人くらいはタトゥーはいってる
女の人、バラか蝶のタトゥーいれすぎ
メンズは大体バッシュを履いている
車からは大音量のhiphopかR&Bが聴こえる
みんな知り合いか!って思うほどすれ違い様にwhat's up man?? と言っている
みんな声でかい
身体でかい




といった感じです。笑




このミセスで多分普通くらいの体型



週末はこんな感じでブロックパーティーしてます☆
もちろん音楽がんがんです!



ちょっと怖いので街の風景はあまり撮れなかったんですが、
お店の人たちも街で会う人たちも人情に溢れたいい人たちばっかりでした☆



夜寝ている時に銃声?的な音が聞こえたこともありましたけど、一度是非!






2013年7月11日木曜日

ドミトリーについて

まずは最初の一週間のこと。


13時間のフライトを終え、NYに到着したのはお昼。
空港で一息つき、腕時計をNYの時間に合わせます。
この瞬間ふと、この国での生活が始まるんだ、と実感したのを覚えています。


外に出て、目の覚めるような鮮やかな黄色いタクシーで向かった先は、ハーレムというマンハッタン島の北の方の地区。
目的地は一週間お世話になるドミトリーでした。


ドミトリーという言葉にあまり聞き慣れない印象を持つ人もいるかもしれませんが、僕の解釈では、不慣れな土地で情報交換のできる便利な安い宿泊施設です。

一つの部屋にベッドが幾つも並んでいて、トイレ、お風呂、キッチン等は共同の集団生活。

プライベートがなく、居心地が悪いように思えてこれがなかなか落ち着きます。

中には一ヶ月以上滞在している人も!

写真だとこんな感じです。
         
     
大学を休学してアマゾン川の方から北上して来た学生。

会社を辞め、世界遺産を巡っている写真家の方。

クラシックバレエのオーディションを受けに来た中学生。


などなど。


みんなここを拠点に街を歩き、暗くなる頃に戻ってきます。


夜になれば、お互いこれまでにしてきた旅の話やこれからの夢を語ったりします。




宿のスタッフの方もとても親切で、今思い返せば、本当に良い宿を選んだなと思います☆






なにはともあれ、僕のNYはここから始まりました。









最初の一週間のことです。



 
    



2013年7月10日水曜日

はじめに

数年前に、ユーラシア大陸を旅した時から始めたブログを、形は変えずにまた始める事にしました。


これからの生活を今の温度でインターネット上に保存していけるので、その点ブログというものはつくづく便利だな、と思います。


新しい土地での日々を、時間があるときに記録していきたいと思いますので、よかったら読んでみてください。


二週間以上更新がなかったら少し心配してみてください、一ヶ月なかったら僕の事は思い出にしてください。


小駒 聡