2013年7月17日水曜日

魂の歌声

こんにちは☆

自炊を本格的にはじめてどうにか食べてます、生きてます。
今回はご飯はしっかりたべます!
ロンドンでは食費を削りすぎて、なかなか晴れない空の下、少しひもじい思いをした記憶が。

いや、お鍋でのご飯もなかなか簡単においしく炊けますね☆


いっぱい食べて上腕二頭筋をたくましくしていきたい。





さてさて、

今回もハーレムの事を。





ハーレムで体験できた一番心に残った事。
それは、街の中の教会でゴスペルの合唱を聴けたことです。


週に1〜2回ひらかれているミサに旅行者でも参加出来る、という
ドミトリーで仕入れた情報をもとに軽い気持ちで行ってきたんですが、、、


25年間、今まで何度かミュージシャンのライブに行った事はありますが、これほど心を動かされたライブは初めてだったと思います。



夕暮れから始まったそのミサは、歴史ある、ホールのような形をした教会で行われます。
入り口で軽い持ち物チェックをされ、中に案内されると、真ん中のステージには4つのパートに分かれた黒人の男女の歌い手が10数人。
聴衆側には地元の黒人の人々。それと僕を含めた旅行者達。



僕が入った時には既にゴスペルは始まっていました。
急いで空いている席に座ります。





ゴスペラーズを生で聴いた事ないのであれなんですが。。





その声量、手拍子の叩き方、独特なリズム感とノリ。何より表情が最高でした。
歌う事を心から楽しんでいて、聴いてるこちら側もぐいぐいと引き込まれました。


聴衆も感じるまま。 思わず立ち上がって踊る人、座ったまま涙を流してる人、ただ隣の人と抱き合っている人。 まさに感じるままです。



ステージを見ても、聴衆側に目をやっても、僕自身、人として何か感じるものがあり鳥肌が止まりませんでした。








30分程度のゴスペルのあとは、15分程の間、修道士がステージに立ち、聖書を読み説いてくれます。ゴスペルが聴けるといっても、あくまで地元の人のミサなのでこれは我慢です。笑



ぱたん、と聖書を閉じ、修道士がステージから降りたら、会の終わりの合図。


席の、横や前後の人々と God bless you!! と言って抱き合い、出口に向かい、それぞれがすっかり日の暮れたハーレムの街を家に向かい歩いて行きます。






一度これを体験すると、Soul, Funk Hip-Hop など現在の多くの音楽を黒人たちがうみ出して来た事実にも深くうなずけます。


それと同時に、普段街では決してわからない彼らのルーツが少し垣間見れる気がします。



あまりガイドブックには大きく取り上げられてないようですが、かなりおすすめです!
写真はいっさい撮れないので、中の様子が伝えられなくて残念なんですが。。



なにより、次の日から街で出会う不機嫌そうなマダムを見ても、なにか優しそうに見えるから不思議ふしぎ。。



駅前の大きな交差点で  怖いので後ろからこそっと。。


とにかく僕は元気です☆









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