2013年10月9日水曜日



外国で歯が痛くなると大変です。
保険が効かない事が多く、普通の虫歯でも数万円、神経の方まで虫歯が進行していたりすると簡単に十万円位かかったりします。


そして数週間前、外国で歯が痛くなったので本当に焦りました。
自分なりに気をつけていただけに、目の前が真っ暗になりました。
出向と言われたらこんな気持ちになるんでしょうか。

自分の歯と数万円を天秤にかけること数日間。

しかし自分のそんな思いとは裏腹に、日に日にひどくなっていく歯の痛み。
ついに我慢できなくなったので病院探しを始めました。
すると、とある大学病院で、研修生が先生として治療を格安でしている事を知りました。
しかし、歯の治療。

研修生にドリルで歯をえぐられる。

ホラーです。




しかし、口コミを見てみるとあまり悪くないようなので、思い切ってお願いしてみました。




担当してくれたのは、インド人の女医さん(研修中)でした。
普通の歯医者さんと違ったところは、
ただの虫歯の治療に3時間くらいかかったこと、
途中で、口を長時間開きすぎてあごが痛いので、休憩時間をもらったこと
基本的に助手がいないので、唾液を吸い取る機械を左手に持たされたこと、
20分置きくらいに教授らしき人が、ただVery Good!と言うためにやってくること、
ドリルの音が日本の物よりうるさくてこわいこと、
終わった後に、また痛くなったらここにメールして、とアドレスを教えてくれたこと、


くらいです。


ただでさえ歯医者嫌いな僕にはかなり堪え難いものでしたが、治療後の経過は順調で、しっかり虫歯は治してくれたみたいです。


ちなみに、虫歯は英語でdecayと言います。他にも言い方はあるようですが、担当してくれたインド人の先生はdecayと言っていました。

結果的には、かなり安く、痛みもとれたのでよかったのかなと思います。

もう僕の歯がdecayにならないように、そして数年後、彼女がVery Goodな先生になってくれることを願います。


                          おごま
























2013年9月12日木曜日

ペンシルバニア州

こんにちは。寒いのか暑いのかよくわからないこの気候に振り回されてますが、みなさんお元気ですか?
しかし相変わらずこっちがパーカー羽織ろうかどうしようか考えてる横で、タンクトップで颯爽と歩き過ぎる外人さんが多いです。ずるいです。日本でもよく見かけますよね。
筋肉見せたいのかしら。38度位の体温なのかしら。




それはさておき、少し前のまだ暑い時にペンシルバニア州に遊びに行ってきました。
NYからバスで5時間で行ける静かな州です。
今の家の二階に住んでいるハウスメイトが、大学生時代に日本からの留学先として選んだ場所がこの州にある大学で、当時お世話になっていたホストファミリーの家に久しぶりに遊びに行くというので、思い切って一緒に行かせてもらうことにしたんです。
ペンシルバニアの『シルバニア』はラテン語で『森』という意味だけあって、NYとは比べ物にならない程、見渡す限り緑に溢れた綺麗なところでした。




薪割り中のホストファミリーのお父さんと息子さん



プールや地下室も




二泊だけでしたが、トラクターに乗ったり、馬の世話をしたりNYではなかなか体験できないような事ができて貴重な時間でした。
上のお父さんが薪を割る瞬間に叫んだ『this is America---!!』という言葉が個人的にはツボでした。
NY以外が本当のアメリカだぜ、という意味らしいんですが、都市より明らかに広大な自然の方が面積を占めている国なので的をえてるなと思います。

今回行ったのはペンシルバニア州でしたが、50ある州それぞれが異なった色を持っていて、日本の都道府県と同じように、訛りや方言もあります。



あーいつかジャック・ケルアックの小説のように車でだーーっと行ってみたいと思いつつも、今はNYの郊外でひっそり暮らしてます。





写真はブルックリンから見るマンハッタン☆







2013年8月28日水曜日

街と印象

ふと


上を見上げると、高層ビルが我こそはと高さを競うようにたっていて、
下に目をやると、無数にこびりついたガムの黒いあとや、道路の脇のにごった水たまり


その水たまりをよけるように、モノの良さそうなジャケットに身を包んだ紳士が颯爽と歩いていて


その横で、物乞いが、小銭を求めて紙コップを揺らして呪文のように何かを唱えています


そのかすかな声をかき消すように大きな音をヘッドフォンから漏らして歩いて行く黒人の青年や、スペイン語を声高々に喋る肉体労働者たち



彼らの生活を支える時刻表の無い地下鉄に乗れば、世界中からの人々が七人一列に座って同じ方向に向かっていて



まるで世界を今まさに巡っているかのような錯覚を覚えます




電車を降りて、教会に向かう人、モスクに向かう人、寺院に向かう人



祈っている事きっとは同じことで



何かあるたびにOh,My God!!この街にいる人々が口癖のようにいうこの言葉



そのGodも人によって様々で




だけどきっと祈っている事は同じ事







ハドソン河に夕日が落ち




夜になれば、昼にためた光を一斉に放つようにネオンが輝き始め、旅行者の心を奪い、



けたたましいクラクションの音も夜を彩るようによりいっそう響きはじめます



昼間に見上げたビルの屋上ではパーティーが開かれて、眠らぬ夜がシャンパンとともに始まり


地下では出会いと音楽を求めて集まった人々が思い思いに踊ります




そして



新しい流行がうまれるブルックリンの夜が終わる頃、世界経済を支えるウォール街の朝が慌ただしく始まります







これが今の僕の目に映るこの街と印象です。



しばらく時が経てばこの印象も変わってくるんでしょうか。






外も半袖では涼しくなってきた今日この頃です。

2ヶ月この街に住んで、ようやく日々の生活が日常と呼べるようになってきました。

お気に入りの場所も増え、うまく暮らしていく知恵も少しずつついてきました。

そんな中、改めてこの街について思う事。

それは一言で言えば、いかに様々な人や文化が”共存している街”かという事です。

街に出て、まわりに目を向けながら歩いてみるとおもしろいほどにこの事を感じさせられます。

先進国とはあまりにも呼べない不便さがあったり、物価や家賃の高さに悲鳴をあげそうになる時もありますが、まだまだ見るところがたくさんある街だなと思います。



是非遊びにきてください。


どなたかカントリーマァム送ってください。









2013年8月19日月曜日

キレる人々

こんにちは。




半沢倍返し直樹が面白いと聞いたので、見始めました。



はまりました。



一話ずつ見るのが最近の夜の楽しみです。




このドラマでは堺さんが頭のキレる銀行員役を演じてますが、そんな彼よりも、きっとものすごくキレキレな人の集まる場所に行ってきました。



ななんとハーバード大学とマサチューセッツ工科大学 どーん



フラットメイトの人の車で、一緒に行ってきました。


マサチューセッツ州のボストン近郊。


意外とNYから車で数時間で行けてしまうんです。



この二つの大学は互いに比較的近くに位置していて、ボストン観光の名所にもなっているようです。







ハーバード大学




まわりを緑に囲まれて、落ち着いて勉強に集中できそうな環境でした。



ガイド付きツアーがたくさん。



















中は意外と簡素な作り。












マサチューセッツ工科大学




ハーバード大学とはうって変わって、かなり近代的なつくりです。





 落ち着かなそうな憩いの広場。笑


さすが工科大学とだけあって、ロボットが教室に置いてあったりしました。







アメリカの未来を担う学生達の集う都市。





ここにある大学で学べたら将来は約束されたようなものとよく言われるみたいですが、






そんなことより





個人的には







菅野美穂と結婚できた堺さんの方がうらやましい。。笑









はっ!本音が。









とりあえず、そんな週末を利用したボストンでの楽しい日曜劇場でした   うまい

















2013年8月10日土曜日

がらくた探し

ぼんじゅーる。


いや、じめっとしてます、


こちら暑いし、じめっとしてます。



どう言ってもじめじめなのに、英語ではそんな感覚的な言葉は無い、気がする。



最近、スペイン語の先生(日本語勉強中)になんでじめじめっていうの?と言われました。



いや、そりゃじめっとしてますもん、しりませんやん。



日本語の先生はこういう、オノマトペ的なのどう教えてるのかしら。



日本語教えるのも簡単じゃありません。






そして今、湿気関係無しにはまっているもの。




最近の趣味はもっぱら土日に開かれてるフリーマーケットに行く事です。



実はNY、がらくたが毎週各地で売りに出される素敵な街。


一カ所ではなく、数カ所で開かれているので、飽きる事無く毎週新しい品物に出会える事が一番の魅力です。


















これは全部で700円くらい。最近買ったヨーロッパの古ぼけたフェルトの国旗です。





お土産やさんでお土産を買うより、思い出に残る気がするのでおすすめです☆☆






ちなみに毎回、もう今日がNY最終日だからお願いと言って値切ってます。






これで出禁になったらまた書きます。





ほかに良い値切り方あったら教えてください。





どうかよろしくお願いします。





おごま


























2013年8月4日日曜日

アメリカ英語とイギリス英語の違いについて


ここNYに来てから1ヶ月が経ちました。


時が経つのは早い。


英語ではこんな時、

"Time flies"

という言い方をよく使います。

”光陰矢のごとし”と訳される事が多い様ですが、それ程固くない言い回しで、よく日常会話でも耳にする表現だと思います。


ことわざを知っていると、それだけで少し英語が上手く相手にきこえるのでおすすめです。特にこの"Time flies"は短くて覚えやすいので☆



しかし、偉そうにこんな事を書いておきながら、



NYに来て僕が一番苦労していること、それは英語が通じないことです。笑
英語はECCやロンドンで学んだので、それなりに自信はあったものの、見事に最初の一週間で打ち砕かれました。





忘れもしない7月1週目の暑い日のこと。


服屋さんに入って、しばらく服を見た後、店員さんと少し話そうと思い、




『It's hot today,isn't it?』   『今日暑くないですか??』


というと


『Huhn????』        『あんだって???』



とまさにNY生まれっぽい男の店員さんに突き返され、


『Just I said, "It's hot today"』      『ただ今日暑いって言っただけです。』



いや、そんな難しいこと言ってないよなーと思いながらこう返したものの、


『Say it again!?』        『もう一回言って??』


とちょっといらっとしながら店員さん。


『......hot!!!』           『あついって!』


少し発音をaを強調して”hat”気味に言ってみたら、


oh.yeah,it's hot.』        『そうね、暑いねー。』


とそれが言いたかったんかいと言うわんばかりに、ため息まじりで返されました。




まさかのhotが通じないというショッキングな日。


× ほっと
○ へぁっと



しかし、これはほんの一例で、あんだって???!!と言われるのはもはや日常茶飯事です。

そのたびに英語下手になっとる、とへこみます。



よくアメリカ英語とイギリス英語が違うと言われますが、僕が思ってたよりもその違いは激しい事にNYに来て初めてわかりました。



なので僕の経験から、発音やイギリスの時とは言い回しを意識して変えてるwordsをちょっと書いておきます。





Water  >>>>うぉらーーー Tを発音しない。

hip hop >>>>ひっぱっぷ  OをAっぽく言う。

hot >>>> へぇぁっと  上に同じ。

potato>>>> ぽれぃろぅ  Tは無視。

lovely>>>>あんまり街で聞かないので使わない。(イギリスではかなりよく聞く。)

often>>>> Tを発音しない。 (イギリスだとおふとぅん。)

neither,either >>>>にーざー、いーざー。 (イギリスだとないざー、あいざー)





などなど、もっとたくさんあるので気づいたらまたリストアップします☆



イギリスにいた時に、よくイギリス人はアメリカ英語は別の言葉でアメリカ語だから、とジョークでよく言ってたのを覚えてますが、これほどとは!







いつもお世話になってるピザ屋の方。

what's up,man??と言ってくれますが、what's up,man??のman(めーん)がまだしっくりこない。笑






ちなみにNYギャル達の英語がNY最速で理解不能です。笑







めーん。。。。。



2013年7月30日火曜日

バレエ鑑賞


めでたく26歳になりました!メッセージやFBでコメントをくださった方、ありがとうございました☆

時差がかなりあるので、二日分祝ってもらったような少しお得な誕生日でした☆












時は少し戻って、7月の真ん中くらいの時の話なんですが、

また人生で新しい事を一つ、経験しました。














初めてのクラシックバレエ鑑賞。   どーん


バレエというとヨーロッパというイメージがあったのですが、NYにもアメリカン・バレエ・シアターやニューヨーク・シティ・バレエ団といった世界最高峰のバレエ団があるようです。今回運良く観に行けたのは、前者のアメリカン・バレエ・シアターの方でした。



場所はメトロポリタンオペラ劇場。
このバレエ団が本拠地とする劇場です。
上の写真でもわかるように、中に入ってびっくりのまさに豪華絢爛なつくりです。
オーケストラも客席から近く、演技に合わせた、せまり来るような迫力と抑揚のある演奏をしていました。



演目は眠れる森の美女。


ちなみにこの日に世界三大バレエという言葉も初めて知り、 


白鳥の湖 くるみ割り人形 眠れる森の美女 がそれに数えられるみたいです!





どれか観た事ある人はいますか???








人間技とは思えない跳躍や、繊細で綺麗な曲線に、感じた事の無い美しさを感じました。
さらに驚いたのは日本人の女性がかなり重要な役で出演していたこと。
野球でもそうでしたが、世界最高峰で日本人が頑張っていると、尊敬するとともに少し励まされる気がします。






写真は一緒に観に行ったバレエダンサーの写真、劇場前の噴水で。


値段も学生料金で$15という破格で、逆に申し訳ないくらいでした。


世界三大バレエの残りの二つもNYにいるうちに観てみたいと思います。






ということで、めでたく、いまのところ、すこやかに




おごま、26年と2日生きてます。笑


















2013年7月22日月曜日

野球


今回は人生の初めての体験について。




いや、実はうまれてこのかた今まで野球観に行った事無いんですよ!



というと、現代の日本では、だいぶ不健康な少年時代を過ごして来たようなニュアンスが漂いますよね。
僕の父親あたりの世代の人にはそれでも男か、的にどつかれそうです。
サッカー少年だったという言い訳が通じなそう。



まさに僕はこれでして、今までサッカーは数回あってもプロ野球を観に行った事がなかったんですが、、、、、










ついに行ってきました。


イチローと黒田さんを一目見に!


初めての野球観戦 in  ヤンキースタジアムです。






このスタジアムはマンハッタンの少し上の方にあるんですが、意外とすぐ行けます。
デイゲームだったので、チケット買う前からバテそうな位暑かったです。
チケットは前日からインターネットで買うと安いみたいなんですが、僕は当日1時間くらい前に行って買いました。
売り切れる事はあまりないみたいので、当日急にふらっと行ってもどこかには必ず座れると思います。




試合はなんと、先発黒田さん。

イチローも2番でライトでスタメンでした。




ちなみにこの眺めで30ドルくらいでした。




試合は負けてしまいましたが、イチローが打席に立って、名前を呼ばれるたびに巻き起こる歓声や、黒田さんが三振でアウトにするたびにおこる大きな拍手にいちいち感動してしまいました。


スタンドにまわってくるビール売りのおばちゃんも声がでかくて元気でした。



攻守が変わるごとにバックスクリーンでクイズが始まったり、スペイン語レッスンが始まったり、みんな大盛り上がり。試合内容以外のところでも楽しめました。




行く前は日本人選手の活躍が観れたらな、と思っていましたが、終わってみれば試合うんぬん、アメリカとアメリカの国民性を肌で感じれる良い機会だったなと思います☆



またダルビッシュ氏がNYの方に試合で来たら観にいこうと思います。













というわけで、




甲子園みたことなーし




セもなーーし





パもなーーーし






もちオールスター戦もなーーーーし








でも大リーグあーーーーーり。




というわけわからん人間が出来上がりました。笑


















2013年7月20日土曜日

住む家を探すということ

もっぱら最近の朝ご飯は、ベーグルとクリームチーズにハチミツをどろろん。
とかけております☆糖分をとらないと朝から学校で英語が出てこないからです。

一応学生という身分でアメリカに滞在しているので、学校に行くのが仕事です。
どんな学校か、どんな学生がいるのか、などなど、
学生ビザを持っている人とは、切っても切り離せない関係のこの ”学校” というものについてはまたゆっくり書いていきます☆




時が過ぎるのは早いもので、ハーレムを出てQueensというNYの郊外に引っ越して来たのが1週間前くらいのこと。

このQueensという地区は、NYの中でも治安の良く、中心部のManhattanまで電車で20〜25分くらいで行けるということも手伝って、比較的人気の住みやすいところです。

しかし、気に入って住んでいるこの今の家も、すんなりと見つかったわけではありませんでした。



知らない土地で住む家を探すということ。
それは、多くの時間と体力と、少しの妥協と少しの運が必要なことかもしれません。





日本でも同じかも知れませんが、家を探すにあたり、家賃、立地、周囲の環境、家具の有無、その他の条件をまず慎重に考えます。
その後に、インターネットのサイトで希望の条件に合う物件を探します。
日本ではここで不動産屋さんや不動産業者のサイトに行きたくなるところですが、NYでは(イギリスでも同じ)空いている部屋の情報を大家さんや、すでにそこに住んでいる住人が個人的に載せている事が多いので、そこから自分にあった条件の物件を探します。


そして気になる物件があったら、書いてあるメールアドレスや電話番号に連絡をして部屋をみせてもらいます。そこで気に入ったらはじめて入居という運びになるわけです。




7月の1週目から部屋探し開始!と意気込んで、ハーレムのドミトリーでパソコンをかたかたといじりながら探していたんですが、、、、、、、、


これがなかなかみつからないんです!


安い家賃で良い場所だと思うと、地下で日が当たらなかったり、家具がついていなかったり。全ての条件が気に入っても、電話がつながらなかったり、メールが返ってこなかったり。はたまたもう入居者が決まっていたり。
もちろん全て英語でのやりとりなので余計に疲れます。


ドミトリーに滞在できる期間も限れていたので、焦りも疲れに変わります。



何日もパソコンとにらめっこをして、英文を読んでいると発狂しそうになります。

ドミトリーでまわりには人がいるので、発狂は寸前で抑えます。




そこで僕は少しだけ探す条件を変えてみました。


家賃 500〜600ドル >>>  500〜650ドル

場所 Manhattan  ,  Brooklyn >>>  Queensも有り





新しい検索条件で探してみると、出てくる家も大分違ってくるので新鮮なんです。



しかしその条件でまた探してみるものの、なかなか決めきれず。




でもここで僕の場合は少しの運が味方をしてくれました。
なんと、ドミトリーのスタッフの方が、ミャンマー人が大家さんで僕の条件に合う部屋が空いているという情報をくれたのです☆


ちなみにミャンマーという国は、以前訪れた国の中でもかなりの好印象な国です。


それも決め手となり、そこからはトントン拍子に話が進み、見学に行き、入居日を決め、荷物を運び込み、といった感じです。


部屋の写真はこんな感じです。
意外と広く、奥にも日当りの良いスペースがあります☆




最初の希望条件とは少し離れてしまいましたが、住めば都という言葉を胸に、ドミトリーのスタッフの方との縁もささやかに感じながら、これからしばらくこの部屋で生活していこうと思います。


僕が使ったサイトの一部を載せておきましたので、参考までにみてみてください。
日本語のサイトもあります☆

craigslist  Mixb NY


















2013年7月17日水曜日

魂の歌声

こんにちは☆

自炊を本格的にはじめてどうにか食べてます、生きてます。
今回はご飯はしっかりたべます!
ロンドンでは食費を削りすぎて、なかなか晴れない空の下、少しひもじい思いをした記憶が。

いや、お鍋でのご飯もなかなか簡単においしく炊けますね☆


いっぱい食べて上腕二頭筋をたくましくしていきたい。





さてさて、

今回もハーレムの事を。





ハーレムで体験できた一番心に残った事。
それは、街の中の教会でゴスペルの合唱を聴けたことです。


週に1〜2回ひらかれているミサに旅行者でも参加出来る、という
ドミトリーで仕入れた情報をもとに軽い気持ちで行ってきたんですが、、、


25年間、今まで何度かミュージシャンのライブに行った事はありますが、これほど心を動かされたライブは初めてだったと思います。



夕暮れから始まったそのミサは、歴史ある、ホールのような形をした教会で行われます。
入り口で軽い持ち物チェックをされ、中に案内されると、真ん中のステージには4つのパートに分かれた黒人の男女の歌い手が10数人。
聴衆側には地元の黒人の人々。それと僕を含めた旅行者達。



僕が入った時には既にゴスペルは始まっていました。
急いで空いている席に座ります。





ゴスペラーズを生で聴いた事ないのであれなんですが。。





その声量、手拍子の叩き方、独特なリズム感とノリ。何より表情が最高でした。
歌う事を心から楽しんでいて、聴いてるこちら側もぐいぐいと引き込まれました。


聴衆も感じるまま。 思わず立ち上がって踊る人、座ったまま涙を流してる人、ただ隣の人と抱き合っている人。 まさに感じるままです。



ステージを見ても、聴衆側に目をやっても、僕自身、人として何か感じるものがあり鳥肌が止まりませんでした。








30分程度のゴスペルのあとは、15分程の間、修道士がステージに立ち、聖書を読み説いてくれます。ゴスペルが聴けるといっても、あくまで地元の人のミサなのでこれは我慢です。笑



ぱたん、と聖書を閉じ、修道士がステージから降りたら、会の終わりの合図。


席の、横や前後の人々と God bless you!! と言って抱き合い、出口に向かい、それぞれがすっかり日の暮れたハーレムの街を家に向かい歩いて行きます。






一度これを体験すると、Soul, Funk Hip-Hop など現在の多くの音楽を黒人たちがうみ出して来た事実にも深くうなずけます。


それと同時に、普段街では決してわからない彼らのルーツが少し垣間見れる気がします。



あまりガイドブックには大きく取り上げられてないようですが、かなりおすすめです!
写真はいっさい撮れないので、中の様子が伝えられなくて残念なんですが。。



なにより、次の日から街で出会う不機嫌そうなマダムを見ても、なにか優しそうに見えるから不思議ふしぎ。。



駅前の大きな交差点で  怖いので後ろからこそっと。。


とにかく僕は元気です☆









2013年7月13日土曜日

Harlemの印象


あーー!暑い、日本も暑いみたいですけど、NYも暑いです!
なにより日が長い!
九時くらいにようやく暗くなるので、夜ご飯食べるタイミングがいまいちつかめませんー。





さてさて、一週間住んだハーレムついて!

ハーレムというのは黒人やヒスパニックが主に住むエリアのことです。

一昔前のハーレムは、本当に危険な場所だったみたいで、旅行者はもちろん現地の人もあまり行かないようなところだったらしいんですが、90年代頃から街もキレイになってきて、今は夜に出歩かなければさほど危険はありません。



街の印象は、


ゴミが散らかってる
犬の糞だれも始末していない
駅前がなんかマリファナ的な香りがする
10人中9人くらいはタトゥーはいってる
女の人、バラか蝶のタトゥーいれすぎ
メンズは大体バッシュを履いている
車からは大音量のhiphopかR&Bが聴こえる
みんな知り合いか!って思うほどすれ違い様にwhat's up man?? と言っている
みんな声でかい
身体でかい




といった感じです。笑




このミセスで多分普通くらいの体型



週末はこんな感じでブロックパーティーしてます☆
もちろん音楽がんがんです!



ちょっと怖いので街の風景はあまり撮れなかったんですが、
お店の人たちも街で会う人たちも人情に溢れたいい人たちばっかりでした☆



夜寝ている時に銃声?的な音が聞こえたこともありましたけど、一度是非!






2013年7月11日木曜日

ドミトリーについて

まずは最初の一週間のこと。


13時間のフライトを終え、NYに到着したのはお昼。
空港で一息つき、腕時計をNYの時間に合わせます。
この瞬間ふと、この国での生活が始まるんだ、と実感したのを覚えています。


外に出て、目の覚めるような鮮やかな黄色いタクシーで向かった先は、ハーレムというマンハッタン島の北の方の地区。
目的地は一週間お世話になるドミトリーでした。


ドミトリーという言葉にあまり聞き慣れない印象を持つ人もいるかもしれませんが、僕の解釈では、不慣れな土地で情報交換のできる便利な安い宿泊施設です。

一つの部屋にベッドが幾つも並んでいて、トイレ、お風呂、キッチン等は共同の集団生活。

プライベートがなく、居心地が悪いように思えてこれがなかなか落ち着きます。

中には一ヶ月以上滞在している人も!

写真だとこんな感じです。
         
     
大学を休学してアマゾン川の方から北上して来た学生。

会社を辞め、世界遺産を巡っている写真家の方。

クラシックバレエのオーディションを受けに来た中学生。


などなど。


みんなここを拠点に街を歩き、暗くなる頃に戻ってきます。


夜になれば、お互いこれまでにしてきた旅の話やこれからの夢を語ったりします。




宿のスタッフの方もとても親切で、今思い返せば、本当に良い宿を選んだなと思います☆






なにはともあれ、僕のNYはここから始まりました。









最初の一週間のことです。



 
    



2013年7月10日水曜日

はじめに

数年前に、ユーラシア大陸を旅した時から始めたブログを、形は変えずにまた始める事にしました。


これからの生活を今の温度でインターネット上に保存していけるので、その点ブログというものはつくづく便利だな、と思います。


新しい土地での日々を、時間があるときに記録していきたいと思いますので、よかったら読んでみてください。


二週間以上更新がなかったら少し心配してみてください、一ヶ月なかったら僕の事は思い出にしてください。


小駒 聡